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【Scratch中級者向け】タイピングゲームを作ろう(ステップ1)

タイピングゲームを作ろう(ステップ1) Scratch

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この記事きじではScratchをまなつづけている中級者ちゅうきゅうしゃかたに向けて、タイピングゲームつくかた解説かいせつします。

ステップ1の今回こんかいは、リストを使つかってタイピングの問題もんだいつくプログラムをつくります。

リスト?きなれない言葉ことばだからイマイチからない…

そのようなかたけて、リストの意味いみ使つかかたについてかりやすく解説かいせつします。

Scratchの公式こうしきサイトはこちら→https://scratch.mit.edu/

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完成品はこちら

まずはステップ1の完成品かんせいひんてみましょう。した画面中央がめんちゅうおうはたボタンをクリックしてください。

ネコのセリフをローマにしたときのアルファベットがじゅん表示ひょうじされますので、パソコンのキーボードでタイピングしましょう!

リストとは?

プログラムをつくまえに、まずは「リスト」について解説かいせつします。

「リスト」は、複数ふくすう変数へんすうをまとめて一度いちどあつかときに使つかいます。

以前いぜん記事きじで、「変数へんすう」はプログラムのなか使つかう「かず」や「文字もじ」をれておくはこのようなものと解説かいせつしましたね。

「変数」はプログラムの中で使う「数」や「文字」を入れておく箱のようなもの

つまり、このはこがいくつもあつまったものが「リスト」です。

「リスト」は変数の箱がいくつも集まったもの

リストを使つかうには、まず「変数へんすう」カテゴリにある「リストをつく」をクリックします。

「リストを作る」をクリック

あたらしいリストめい自由じゆう名前なまえ入力にゅうりょくして(したれいでは「リスト1」にしています)、「OK」をクリックすれば、準備じゅんびOKです。

新しいリスト名に名前を入力して「OK」をクリック

ステージにからのリストが表示ひょうじされます。

ステージに空のリストが表示

リストにかず文字もじれるには、「なにかを<リストめい>に追加ついかする」ブロックを使つかいます。

「なにかを<リスト名>に追加する」ブロック

ためしにしたのようにブロックをつなげて実行じっこうしてみましょう。

ブロックをつなげて実行すると

それぞれの文字もじじゅんにリストに追加ついかされました。

リストにそれぞれの文字が追加される

スプライトを準備しよう

はじめにステップ1に使つかうスプライトを準備じゅんびします。

今回こんかいは「あ」~「ん」までのひらがなをタイピングの問題もんだい使つかいますので、ネコのほかした14のアルファベット追加ついかします。

14個のアルファベット

「がぎぐげご」「ぱぴぷぺぽ」などの濁音だくおん半濁音はんだくおん問題もんだいふくめたいときは、「G」「Z」「P」などのアルファベットも追加ついかしましょう。

リストを準備しよう

つづいてステップ1に使つかうリストを準備じゅんびします。

リストはつぎの1つのリストを作成さくせいしましょう。

リストめい内容ないよう表示ひょうじ
2文字もじ2文字もじのひらがなを使つかった言葉ことばのリストしない

変数とメッセージを準備しよう

つぎにステップ1に使つか変数へんすうとメッセージを準備じゅんびします。

以下いか記事きじ変数へんすうメッセージくわしく解説かいせつしていますので、あわせてごらんください。
》【Scratch入門にゅうもん変数へんすうとメッセージを使つかってアニメーションをつくろう

変数へんすうつぎの1つの変数へんすう作成さくせいしましょう。

変数名へんすうめい内容ないよう表示ひょうじ
リストリストない言葉ことば番号ばんごうあらわ変数へんすうしない

メッセージはスプライトに追加ついかした14のアルファベットをそれぞれ作成さくせいします。

メッセージめい内容ないようおくるスプライトるスプライト
アルファベット
(a、i、u、e、o…)
アルファベットが問題もんだいてきたときネコアルファベット
(A、I、U、E、O…)

これで変数へんすうとメッセージが準備じゅんびできました!

「ネコ」のプログラムを作ろう

それではネコのプログラムからつくっていきましょう。

旗が押されたとき

はたされたときのプログラムはしたとおりです。
はたされたらブロック定義ていぎつくった「リスト作成さくせい」と「ステージ1」を実行じっこうします。

旗が押されたときのプログラム

以下いか記事きじでブロック定義ていぎくわしく解説かいせつしていますので、あわせてごらんください。
》【Scratch中級者ちゅうきゅうしゃけ】マリオふうゲームをつくろう(ステップ1)

「リスト作成」ブロック

「リスト作成さくせい」ブロックのプログラムはしたとおりです。
「2文字もじ」リストをすべて削除さくじょしてから、2文字もじのひらがなを使つかった10言葉ことばを「2文字もじ」リストに追加ついかします。

「リスト作成」のプログラム

「ステージ1」ブロック

「ステージ1」ブロックのプログラムはしたとおりです。

「ステージ1」のプログラム

「リスト」を1にしてから、つぎ動作どうさ10かいかえします
まず「2文字もじ」リストの「リスト」番目ばんめ言葉ことばいます

「ステージ1」のプログラムの一部

そして「リスト」番目ばんめ言葉ことばをローマにしたときのアルファベットをじゅんおくってちます
たとえば「リスト」が1のとき、「2文字もじ」リストの1番目ばんめは「いか」なので「i」「k」「a」のメッセージをじゅんおくります。

「ステージ1」のプログラムの一部

最後さいご「リスト」を1ずつえます

「ステージ1」のプログラムの一部

10かいかえしたら、セリフをめてすべてのプログラムもめます

「ステージ1」のプログラムの一部

「アルファベット」のプログラムを作ろう

最後さいごにアルファベットのプログラムをつくりましょう。
まずは「A」のプログラムのつくかた説明せつめいします。

旗が押されたとき

はたされたときのプログラムはしたとおりです。
はたされたら位置いち設定せっていしてかくします

旗が押されたときのプログラム

「a」を受け取ったとき

「a」メッセージをったときのプログラムはしたとおりです。

「a」を受け取ったときのプログラム

メッセージをったらおおきさを80%にして表示ひょうじし、「a」キーがされるまでちます

「a」を受け取ったときのプログラムの一部

「a」キーがされたらおおきさを130%にして、おおきさを-20ずつえるのを5かいかえしてかくします

「a」を受け取ったときのプログラムの一部

「A」以外のアルファベットのプログラム

「A」以外いがいのアルファベットのプログラムはしたとおりです。
メッセージ」ブロックと「キーがされた」ブロックをそれぞれのアルファベットに変更へんこうしましょう

「A」以外のアルファベットのプログラム

これでステップ1のプログラムが完成かんせいしました!

まとめ

この記事きじではScratch(スクラッチ)を使つかったタイピングゲームのつくかたのステップ1として、リストを使つかってタイピングの問題もんだいつくプログラムを解説かいせつしました。

このタイピングゲーム【ステップ1】のScratchプロジェクトのリンクはこちらです。自分じぶんオリジナルのゲームづくりにぜひ活用かつようしてくださいね。
》タイピングゲーム【ステップ1】 on Scratch

ステップ1のプログラムが完成かんせいしたら、以下いか記事きじをごらんいただきステップ2にチャレンジしてみましょう!

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》【2024年最新版】小学生向けプログラミング教室3選

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