【アフィリエイト広告を利用しています】
この記事ではScratchを学び続けている中級者の方に向けて、マリオ風ゲームの作り方を解説します。
ステップ３の今回は、敵キャラクターを出現させるプログラムを作ります。
Scratchの公式サイトはこちら→https://scratch.mit.edu/
以下の記事でマリオ風ゲームの作り方を７ステップに分けて詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
》【Scratch中級者向け】マリオ風ゲームの作り方完全解説
完成品はこちら
まずはステップ３の完成品を見てみましょう。下の画面中央の旗ボタンをクリックしてください。
操作方法は次の通りです。
- 左右の矢印キーでネコを左右に動かし、スペースキーでジャンプします。
- 旗ポールに着いたらゴールです。途中で敵に当たってもOKです。
- 穴に落ちたらゲームオーバーです。
スプライトを準備しよう
始めにステップ３に使うスプライトを準備します。ステップ２で作成したスプライトの他に、敵キャラクターのゴースト「Ghost」を追加しましょう。
ゴーストのペイントエディターを開いたら、「ghost-a」コスチュームを複製します。
以下の記事でペイントエディターの使い方を詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
》【Scratch入門】ペイントエディターを使ってカービィを描こう
複製したコスチュームに、下のように赤色と青色の四角形をそれぞれ描きましょう。
これでスプライトが準備できました！
変数とメッセージを準備しよう
次にステップ３に使う変数とメッセージを準備します。
以下の記事で変数とメッセージを詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
》【Scratch入門】変数とメッセージを使ってアニメーションを作ろう
変数は次の1つの変数を作成しましょう。
| 変数名 | 内容 | 表示 |
|---|---|---|
| ゴーストID | ゴーストのクローン番号を表す変数 | しない |
メッセージは次の1つのメッセージを作成します。
| メッセージ名 | 内容 | 送るスプライト | 受け取るスプライト |
|---|---|---|---|
| スクロール | 画面がスクロールされるとき | ターゲット | ゴースト |
これで変数とメッセージが準備できました！
「ターゲット」のプログラムを改造しよう
まずはステップ２で作成したターゲットのプログラムを改造しましょう。
「スクロール」ブロック
「スクロール」ブロックのプログラムを改造する箇所は下の通りです。もしx座標が0より大きければ「スクロール」メッセージを送ります。
「ゴースト」のプログラムを作ろう
続いてゴーストのプログラムを作っていきましょう。
旗が押されたとき
旗が押されたときのプログラムは下の通りです。
旗が押されたら「ゴーストID」を0にして、回転方法を左右のみにします。
大きさとコスチュームと向きを設定して隠します。
自分自身のクローンを作り、ゴーストIDを1ずつ変えます。
「カメラX座標」が310より大きくなったら自分自身のクローンを作り、ゴーストIDを1ずつ変えます。
「カメラX座標」が620より大きくなったら自分自身のクローンを作り、ゴーストIDを1ずつ変えます。
「カメラX座標」が1190より大きくなったら自分自身のクローンを作り、ゴーストIDを1ずつ変えます。
「カメラX座標」が1510より大きくなったら自分自身のクローンを作り、ゴーストIDを1ずつ変えます。
クローンされたとき
クローンされたときのプログラムは下の通りです。
クローンされたら「初期位置」を設定して表示します。
「左右移動」をずっと繰り返し、x座標が-238より小さければこのクローンを削除します。
「初期位置」ブロック
「初期位置」ブロックのプログラムは下の通りです。「ゴーストID」の番号によって初めの位置をそれぞれ設定します。
「左右移動」ブロック
「左右移動」ブロックのプログラムは下の通りです。
1歩動かして、コスチュームを「ghost-a2」（赤色と青色の四角形を描いたコスチューム）にします。
赤色の四角形が地面の緑色に触れたら、または青色の四角形が地面の緑色に触れていなければ、向きが90度のときは-90度に向けます。
90度でないときはゴーストの向きは-90度なので、90度に向けます。
これで下のように、ゴーストが壁にぶつかったり地面の端に着いたら向きを反転します。
最後にコスチュームを「ghost-a」にします。
「スクロール」を受け取ったとき
「スクロール」を受け取ったときのプログラムは下の通りです。メッセージを受け取ったらx座標を-5ずつ変えます。
これでステップ３のプログラムが完成しました！
まとめ
この記事ではScratch（スクラッチ）を使ったマリオ風ゲームの作り方のステップ３として、敵キャラクターを出現させるプログラムを解説しました。
このマリオ風ゲーム【ステップ３】のScratchプロジェクトのリンクはこちらです。自分オリジナルのゲーム作りにぜひ活用してくださいね。
》マリオ風ゲーム【ステップ３】 on Scratch
ステップ３のプログラムが完成したら、以下の記事をご覧いただきステップ４にチャレンジしてみましょう！
ゲームをやるのも楽しいけど、作るのも楽しい！
もっと本格的なゲームを作ってみたい！
このような好奇心が芽生えたら、お子様の豊かな未来を切り拓く可能性を広げるチャンスです。
近年、プログラミング教育はますます重要視されています。
2020年度から小学校でのプログラミング教育の必修化が始まっており、また大学入試では2025年1月から大学入学共通テストにプログラミングを含む教科「情報」が出題されます。
プログラミングは創造性や論理的思考を育む素晴らしいスキルですが、親御さんがプログラミングを教える専門家でない場合、お子様が学ぶためのサポートが必要です。
その手助けとして、プログラミング教室のご検討はいかがでしょうか？
以下の記事で小学生向けのおすすめプログラミング教室を紹介していますので、合わせてご覧いただければ幸いです。一緒に、子供たちの未来を輝かせる扉を開きましょう！
》【2024年最新版】小学生向けプログラミング教室3選
この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
コメント